猫の傷の治療記録 ①治ったと思ったらまた出血…

うちのデカ猫兄弟の、特にデカい方の猫の背中の首下部分に
かさぶたを発見したのは、少し前のこと。
1センチ四方の小さなもので、すり傷程度の軽い傷でした。
どこかにぶつけたのかな。

これならすぐに治るだろうと思っていたら
かさぶたが固まるとかゆくなるみたいで
なめて取ってしまい、毛にうっすら血が。

それが3回続いて傷が広がりそうだったので
かかりつけの動物病院に電話で相談してみました。

曰く、エリザベスカラーかウエアなどを着せて
なめないようにする以外、病院でもできることはないとのこと。

そうは言われたものの、たった1センチのかさぶたのために
エリザベスカラーをつけるのはちょっとかわいそう。
エリザベスは猫のストレスがハンパないです。

そこで、ネットで猫用の術後服を探してみたものの。。。
うちの猫がデカ過ぎて合うサイズがない!
おなか周りや体重がデカいだけでなく
体長がデカすぎるので、どうやっても着れなさそうです。

あれこれ考えた結果
洗顔の際に使っていた、幅広のヘアバンドに穴を開けて両手を通し
簡易ウエアを作ってみました。
首元にはゴムを通して抜けないようにしてあります。

簡単そうですが、腕の位置とかがけっこう難しくて
ヘアバンド2つ目でどうにか完成。
でも着せてみたら…お、けっこうかわいい〜(親ばか)

ヘアバンドに穴を開けて簡易ウエアに





















当然ながら本人はすごく不自由そうでむちゃくちゃ嫌がります。
ウエアと格闘している姿はやはりかわいそうで
1日でも早く脱がせてあげたい…
と思ったのが大間違い!

1月28日に着せ始め、2月1日にようやくかさぶたが自然に取れました。
あとは1ミリ程度の極小かさぶたが3カ所くらい点々と残る程度だったので
さっそく脱がせてあげたら
30分もしないうちに、かさぶたがあった箇所からまた出血!

極小かさぶたをなめ取り
かさぶたが取れたばかりの柔らかい部分もなめて傷をつけたようで
そこから出血していたのです。
あ〜、すげーショック。無力感。。。

というわけで、またウエアを着せて1からやり直し。
傷は前よりずっと小さいとはいえ、
かさぶたが取れて皮膚がしっかりするまでには
1週間くらいはかかるだろうなあ。

早く脱がせてあげたいなどという
気弱なホトケ心を出したのが失敗のモトです。
こういうときはキゼンと心を鬼にして、完治するまで着せておかないと
逆に長引かせてしまうんですね。。。。勉強しました。

さて、次はちゃんと完治できるか…。
傷の治療記録は続きます。